LPIC 2021 3 28
書名 LPIC
著者 水口 克也 秀和システム
この本は、「専門学校や職業訓練校でLinuxを教えているエンジニアが解説、
初心者でもLinuxを実際に操作しながら基礎が学べる」というものです。
昔、Windowsに「Windows95」というブームがあったように、
Linuxにもブームがありました。
それは、1998年ごろだったと思います。
あの頃は、パソコン・ブームであり、
コンビニエンスストアにパソコン雑誌が何冊もおいてありました。
駅のキヨスクにもパソコン雑誌がありました。
あの頃は、多くの人がコンピューターを学ぶ時代でした。
今は、あの頃と比べると、娯楽性が高くなったと思います。
その結果、日本の国際競争力が落ちていると言えるかもしれません。
話がそれました。
1998年のLinuxブームは、専門家が指摘するように、
大いなる勘違いがあったと思います。
あの時は、コンビニエンスストアにLinuxの雑誌が並ぶようになったのです。
しかし、「1998年のLinux」というのは、
サーバー向けのLinuxだったと思います。
つまり、個人には関係ないレベルの話だったかもしれません。
個人で「Webサーバー」や「LANのサーバー」を運用するのは少なかったと思います。
今は、そういう個人向けのブームはありませんが、
Linuxは着実に広がっていると言えるかもしれません。
この本によると、Linux技術者の認定試験であるLPICは世界中で実施され、
日本では2017年3月時点で約29万人以上が受験し、
認定者数は累計で10万人以上となっていますとあります。